欧州楽旅日誌３・・再アムステルダム編

十二日目(11.10)
移動日。朝ユーグが迎えに来てくれて、午前のタリスでアムステルダムに舞い戻る。投宿後、ピアノ練習しに行く。夜、ゆかりさん(多賀谷くん伴奏)のサックス科発表会を聞きに行く。

十三日目(11.11)
昼前に、近藤さんの仕事先の国立バレエMuziektheaterに遊びに行く。クラスをしばし見学。まあどこも同じではある。午後、今日明日泊めてもらうsantiさん宅へ移動。夕方、ピアノ練習に行く。多賀谷くんと二台ピアノ即興してみる。夜、今日のライブ会場Zaal100へ。９年前に来たとき、飛び入りさせてもらった会場で懐かしい。そのときのピアノはとてもコンディションが悪かったが、その後入れ替えたらしく、少し良くなっていてよかった。Carl Eckeというドイツのブランドのアップライト。今日はアブ・バースさんイグ・ヘンネマンさん夫妻とロリ・フリードマンさんと。アブさんは今年のICP来日のときに会ったが、イグさんとは２年前のなってるハウス以来。ロリさんはイグさんとのユニット公演でカナダから来蘭中のフリージャズ・バスクラリネット奏者だが、現代音楽演奏家でもある。第一部は四人で。第二部はいろいろな組み合わせで。お客さんも翌日共演するマイケル・ムーアさん、若いピアニストのオスカーなどいろんなかたが。（オスカーのお父さんの非常に著名なフォルテピアノ奏者のかたとか、ワルター・ケンペというジャズピアニストの方とか。）また遅くまでたらたらして、タクシーでsantiさん宅に帰る。

十四日目(11.12)
午後、santiさんと彼が借りている自由大学の練習室でセッション。そのあとまた別の場所にピアノ練習しに行く。夜、今日の会場OT301へ。今日は伊藤真喜子さんの企画で、音楽家四人（マイケル・ムーア、オスカー・ヤン・ホーホラント、マルコス・バジャーニ）、ダンサー五人（マヌエラ、シルヴァン、ケイ、アンヌ、マキコ）によるライブ。昨日来てくれたオスカーが持ってきた楽器が面白かった。クラビコードにピックアップを取り付けて、しかもチューニングを１オクターブ下げているので、ベーブングでチョーキング効果し放題。ライブはデュオ中心の第一部と、全員での第二部。またまた遅くまで。夜はsantiさん宅。