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河合拓始のよしなしごと
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[10月26日]

御蔭さまで、土日の二日間、近江八幡と神戸での演奏会は無事終わりました。

二日間とも来てくださり今回いろいろとご助力くださった浅野さん・倉本さん、そして酒游館の西村さん、旧グッゲンハイム邸の森本さんご夫妻、そしてそして来てくださった方々、ご協力いただいた方々、どうもありがとうございました。

また関西でも演奏したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

以下日誌風に:

23日(土)
昼前に出て新幹線で米原まで、そこからJR在来線で近江八幡駅へ。酒游館の西村明さんが迎えにきてくださり、車中で、そこの教会が岡林信康さんの生家だ等のお話を聞きながら「空が広くて気持ちがよいな~」と思いつつ、古い家並みの通りに入ったら、そのなかの一軒が酒游館だった。4時前には着いたが、早速セッティングとリハーサル。ピアノはKAWAIのグランドでヤマハで言えばC3くらいの大きさ。あっと言う間に開演時間の6時に。東京での知り合いがたまたま地元の滋賀に帰っていて宣伝してくれていたり、友人知人を含め名古屋・京都・大阪・神戸から来てくれた方々もあって、予想よりも盛況に。
プログラムは、シェルシの組曲Ttai全曲のあと、高橋悠治さんのメアンデル。休憩後は即興演奏のあと、フェルドマンのパレ・ド・マリ。
メアンデルは東京で去年73年版を今年76年版を演奏した経緯から今回は73年版での予定だったのだが、リハーサルで持って行った機材のアクシデントがあって、急遽76年版でやることに変更。といっても変更は朗読のことばだけ。4月の東京では英語での録音再生だったが、今回はそれを日本語でリアルタイム朗読でやってみた。アンコールには、同じ作曲者の「まわれまわれ糸車」を去年10月以来に演奏。
終演後、来てくれてた中高時代の友人の奥さんが号泣しててびっくり(感激してくれたようです)。
その後8人ほどで、会場併設のレストランで地酒と郷土料理に舌鼓。
お開きになったあと、西村さん宅に泊めていただく。
何だかいろいろと遅くまで話をして、就寝は3時くらいだったかも。

24日(日)
早めに起きて風光明媚な近江八幡を散策したかったのだが、コンディション的に夜の演奏会のことをかんがみて、残念ながら断念。昼前まで眠る。猫ちゃんとちょっと遊んでから、パラパラ降ってきた雨のなか駅へ。JRでそのまま塩屋まで行く。駅前で少々腹ごしらえをしてから、旧グッゲンハイム邸へ。調律がちょうど終わるところ。調整してくれたおかげで、9月に下見に行った時よりピアノ(DIAPASON)のコンディションは良い。2時間弱、リハーサルのあと、7時開場。地元の友人知人、ツイッター上で知り合った初対面のかた、その他未知のかたがた含め、客席が埋まる。
1日目とほぼ同じプログラムだがメアンデルに代えて高橋悠治さんの「PIANO 3」。アンコールには(12月に東京で弾く)藤枝守さんの「Olive Branch Speaks」から第三曲。
いろいろコンディションも違うので、どの曲もまた1日目とは少々趣きの異なる演奏になったと思う。即興演奏はあれほど激しいものになるとは、本人も思ってはいなかった。80歳になる子供のときのピアノの先生も来てくれたのだが「小さい頃フォルテの出し方に悩んでたのに、出るようになったわねぇ~」と。
結局11時半くらいまで会場でだべったあと、実家に帰宅。
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