河合拓始のよしなしごと
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会場や内容など企画が二転三転して間際にいたるまでなかなかフィックスできなかったプログラムもようやく決まりました。もう来週なのですが、ニューヨークで演奏してきます。2年ほど前に東京で共演した米人トイピアニストPhyllis Chenさんの主宰するトイピアノ・フェスティヴァル「UnCaged Toy Piano Festival」に参加するのです。
まず12月1日(木)は Gershwin Hotel という会場で、メインはぼくのソロ。トイピアノで1時間くらいのステージです。 オープニングというか対バンというかが、マレーシアのYen-lin Gohさんが演奏する中国人作曲家Ge Gan-Ruのモノドラマ「Hard Hard, Hard!」。 ★2011年12月1日(木) 8:00pm <Takuji Kawai : Toy Piano Solo> at The Gershwin Hotel (7 East 27th Street, New York, NY 10016) プログラム予定: 由井康子「pocp」 近藤浩平「坊さんの気晴らし」 鈴木治行「不完全なふたり(終曲)」「Suite Pure and Simple (抜粋)」 藤枝守「植物文様選集より」 平石博一「九十九折第1番」 河合拓始「あなたに」「Lullaby」「河のうた」「Ruby」「Prayer」「Dragonfly」 デュッセルドルフ在住の由井さんの「pocp」(2008)と大阪在住の近藤さんの「坊さんの気晴らし」はトイピアノのために書かれた曲。 鈴木さんの「suite」はトイピアノと小打楽器・音具などのトリオ組曲だが、二人で演奏できる2曲を選んで、Phyllisさんに助演してもらって演奏します。 「不完全なふたり(終曲)」は同名の映画のためのピアノ曲をトイピアノ版にして。 藤枝さんの植物文様からは4曲ほどをトイピアノ編曲で演奏します。 平石さんの「九十九折第1番」(1975)ももともとピアノ曲ですが、作曲者の了承を得てトイピアノで。 あとは自分の小曲を5曲ほどと、二年前フィリスが来たときにやった図形楽譜曲「Dragonfly」。 次に12月3日(土)は3時間くらいのマラソンコンサートで、Margaret Leng Tan、David Smooke、Miguel Frasconi、Ranjit Bhatnagar、Phyllis Chenと6人のソロがあります。 ぼくのプログラムは下記。 ★2011年12月3日(土) 8:00pm <Toy Bonanza> at DiMenna Center, Cary Hall (450 37th Street, New York, NY) プログラム予定: 高橋悠治「秋のオーロラ脱構築」 平石博一「A Rainbow in the Mirror」(作曲者によるトイピアノ編曲版) 河合拓始「Go Spazieren」 平石さんの「A Rainbow...」は1992年のピアノ曲を今回トイピアノに作曲者自ら編曲してくれました。トイピアノ版も良いです! 高橋悠治さんの「秋のオーロラ脱構築」は朗読の入る即興性も高いピアノ曲ですが、今回は作曲者の了承を得てトイピアノでの演奏。ちなみに「脱構築」される前の「秋のオーロラ」は昨年東京と福岡で演奏しました(物凄く昔の気がします・・)。 自分の曲も一曲。 とにかく今回の最もフェイントは、12月1日は当初ピアノをたっぷり弾く話しになっていたこと。そこで、9月に委嘱初演した鈴木、木下両氏のピアノ曲をやったり、藤枝さん平石さんの曲もやったりする計画だったのですが、会場が二度変更になり、最終的にピアノが使えなくなり、しかもそれが判明したのは10日前。そこから新たにトイピアノのプログラムを練り直すことになり、編曲や練習やアタフタしています。 (それにしても九十九折の件で相談した平石さんから、A Rainbowの編曲が突然届いたのはサプライズで嬉しくも助かりました)。 この二日間のあと、ボストンでも一日ライブがあります。 この日はニューヨークの二日間のミックスプログラムになるでしょうか(未定)。 ★2011年12月4日(日) <Takuji Kawai Solo> at Lily Pad (1353 Cambridge Street Cambridge, MA 02139-1340) ではまだパッキングなどまったくこれからなのですが、火曜日に出立します。 PR |
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