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河合拓始のよしなしごと
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もしかいつまんで少し書くとしたらーー
原発事故のあと、否応なくさまざまなことに直面し考えさせられー
ひとつ大きく心底から言えることは、「自分はいのちの側にたって生きたい」ということだ。
コトバにすると臆面もないけれど、たぶんそうとしか言えないし、その言い方がいちばんしっくり来る。
いのちの側にはいない考え方や生き方が、世の中にたくさんあるー
自分も無意識・無自覚のうちにそうしてきたところがある。
原子力発電の推進は、いのちの側とは対極にある。
自分では、心情的には、反対の気持ちだった。だが、だからといって、具体的に反対することなど何ひとつしてはこなかった。結局のところ、それは容認していたことと変わりはない。
自分がどちらの側に立ちたいのか、自問してみれば、ぼくにとっては答えは明らかだ。
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