河合拓始のよしなしごと
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 二日間、無事終了! 1ヶ月あるかないかの時期からスタートしたので、諸々時間がありませんでしたが、お客さんも大入りとはいかないまでも集まってくださいました。2日間通しでいらっしゃった方、初日を聴いて次の日も…と友人と来てくださった方などもいて、主催者としては嬉しい反応でした。 二日間別プログラムと告知しましたが、デュオの新作2曲についてのみは、どちらもそう長い作品ではなかったので、両日とも演奏しました。あと、即興演奏も。 最終的に以下のようなプログラムになりました。 【23日】 (河合ソロ:) 河合拓始「Prayer」 (チェン ソロ:) Stephen Montague「Mirabella」 Andrian Pertout「Exposiciones」 Karlheinz Essl「Sequitur」 Julia Wolfe「East Broadway」 (河合ソロ:) 河合拓始「Ai-Kai」(improvised/composed pieces for toy piano, partly with keyboard-harmonica, castanet) ====== (デュオ:) 河合拓始「Cromlech(環状列石)」(2 toy pianos) David Smooke「Toy with Me」(2 toy pianos) 1. Hatching 2. Rule Book 3. Snug as Bugs in a Rug 即興演奏 【23日】 (河合ソロ:) 河合拓始「To You」 河合拓始「Dragonfly」(26 Arabesques改め)(graphic piece for toy piano) 河合拓始「Steps of 10」 (for toy piano, voice, slide whistle etc) (チェン ソロ:) Karlheinz Essl「Kalimba」 John Cage「Suite for Toy Piano」 Georg Hajdu「Tsunami」 Phyllis Chen & Rob Dietz「Memorist 2/3」(toy piano, video) ====== (デュオ:) David Smooke「Toy with Me」(2 toy pianos) 1. Hatching 2. Rule Book 3. Snug as Bugs in a Rug 河合拓始「Cromlech(環状列石)」(2 toy pianos) 即興演奏 チェンさんはエネルギッシュな演奏をされる良い演奏家でした。彼女のソロの曲は、ケージやMontagueの曲はトイピアノのみでしたが、他はlaptopやCDの音源と同期して演奏するもので、マルチメディアにも関心の深い彼女の姿勢を反映していました。メールではやりとりしていましたが、とにかく初日が初対面、デュオはSmookeの曲がトリッキーで少し手こずりましたが二日で演奏は良くなっていきました。私のデュオの曲も面倒なところもあったと思うのですがさらりといい感じで演奏してもらえました。 私のソロは二日間であれこれとやってみました。初日の「Ai-Kai」は7割がた即興演奏の組曲ですが、楽しんで聴いてもらえたようで良かった。二日目は、図形楽譜の曲と、パフォーマンス含みのフルクサスっぽい?ものでした。これらもまた機会を改めてやってみようと思っています。 即興演奏は、あまり経験がないので…と彼女は少し渋っていましたがリハーサルでやってみたらなかなかいい感じでプログラムに載せました。二日目は最初に互いの楽器を交換してデュオで、次に彼女のパートナーで今回一緒に来日したディーツさんのラップトップも交えてトリオで。トリオのときは私は鍵盤ハーモニカのHammond44も使って静かな即興演奏になりこれもなかなか良かったです。 今回チェンさんが持ってきた楽器は、ショーエンハットのややアンティークの3オクターブのもの。蓋の開くグランド型のもので、中の鉄製のロッドを直接触って演奏することも可能。私のKAWAIの2オクターブ半の楽器とはかなり違った音色を持っていて興味深かったです。KAWAIのはアメリカでポピュラーなショーエンハットのトイピアノに比べると、2オクターブくらい音域が高いのでした。 PR |
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